10年くらい前に数年関わった程度ですが、それでも濃い時間であったことは確かです。今では後悔していますが、続けている人も居ることから、完全に否定されるものではないのだろうと思っています。もし、今勧誘されていて悩んでいる方の考えるきっかけになってくれたらと思います。
紹介者との出会い
上京して、友人が少ない中で社会人としての新生活が始まり、期待よりも不安が強くありました。気軽に会える距離に友人はおらず、友人を増やしたいと思い街コンに思い切って参加しました。(恋人探しの名目もありましたが。)
そこで私の紹介者となる人と知り合いました。連絡先を交換してその日のうち、そして次の日にはご飯に行かないかと連絡が来て暇だった私は誘いに乗りました。
最初は職場の愚痴など他愛もない話もしていましたが、仕事の話から今副業を頑張っていて、社会的自由を目指しているという話や今読んでいるお勧めの本の紹介もされました。お勧めの本とは金持ち父さん貧乏父さんです。※良本ではあります。
自分で稼ぐ力を身に着けることで、時間にとらわれない、我慢することなく自由に使えるお金が手に入る、家族に親孝行ができるなど、とても興味を惹かれることを話されました。
そして、お世話になっている人が時間が空いていて、少し一緒に話さないかという流れに持ち込まれます。
そこで実際に社会的な自由を手に入れて贅沢に過ごしているという師匠が登場します。
今思えばとても怪しげな風貌でした。失礼ながら詐欺を働きそうな顔をされているのですが、当時は疑問に感じませんでした。押し付けるわけでもなく、私自身の欲求を引き出すようなトークで終わりました。
その後、街コンは高いから、自分たちで企画した飲み会をするから来ないかと誘われます。楽しく過ごせたのですが、後日、そこに居た人の大半が同じように活動している仲間の集まりでもあったと話されました。また、ゲーム大会をするから来ないかと言われて、キャッシュフローゲームをしたこともありました。キャッシュフローゲームは人生ゲームのようなもので、実業家になればラットレース(サラリーマン)から抜け出してたくさんお金が入るようになるよ!ってのを体験するようなゲームでした。
その後も、会う機会があり、同じような話を聞いていると自分もできるのではないか?チャレンジしてみたいと感じるようになっていました。
しかし、この時はどのような仕事か聞いても物流関係という言葉で濁され、詳細は明かされていませんでした。
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