引っ越し当日は、準備してきたことを実行に移す日です。
当日になると、いろいろなことが重なりがちですが、冷静に作業を進めるためには事前にしっかりと作業リストを作成しておくことが重要です。特に、引っ越し業者が作業をする時間も決まっているため、スムーズに進められるように確認をしましょう。
ここでは、引っ越し当日にやるべきことを順を追って整理します。
目次
引っ越し当日の作業準備
搬出前の最終確認
引っ越し業者が到着する前に、まずは部屋の最終確認をしましょう。
梱包した段ボールがすべて揃っているか、取り残しがないかをチェックします。
- 電気・ガス・水道
引っ越し先で使うためにガスや電気の停止確認をし、引っ越し元の住所での最終チェックを行います。
事前に引き落としがある場合は、それも完了しているか確認しましょう。 - 鍵の返却
旧居の鍵は引っ越し業者に渡す前に返却手続きを行います。
もし、管理会社や不動産屋に返却する場合は、必要書類や手続きを忘れずに行いましょう。 - 荷物のチェック
引っ越し業者が来る前に、まだ使っている物があれば、別にまとめておくと便利です。
引っ越しが終わった後にすぐに使うアイテム(電話、PC、寝具など)は、「取り出し用の袋」に入れておきましょう。
引っ越し業者の到着後
搬出作業をスムーズに進めるために、以下をチェックします。
業者との確認事項
- 荷物の量と搬出の流れの確認
引っ越し業者に「どの部屋からどの順番で荷物を搬出するか」を確認します。
事前に決めた通りに進むように確認しておくことが重要です。 - 傷・破損の有無
搬出前に、家具や家電に傷がないか確認し、破損箇所があれば記録しておきます。
万が一、搬出中に問題が発生した場合に備え、業者に報告しておくと安心です。
搬出作業後のチェックポイント
引っ越し業者が搬出を終えた後、新居での作業に向けて準備を進めましょう。
旧居の最終チェック
- 電気・ガス・水道の停止確認
最後に再確認として、全ての電源がオフになっているか、水道やガスが止まっているかをチェックします。
引っ越し業者が立ち去る前に、電気・ガス・水道のメーターも確認しておくと万全です。 - 床や壁のチェック
搬出時に汚れや傷がついていないかをチェックし、もし気になる点があれば報告します。
この時に部屋の状態を撮影しておくと、後でトラブルになった際に証拠になります。 - 引っ越し費用の支払い準備
引っ越しが終わったら、業者への支払いの準備をしましょう。
支払い方法や領収書の受け取りについて、事前に確認しておくとスムーズです。
新居での作業
引っ越し業者が新居に到着したら、次は搬入作業です。
こちらでもチェックすべきポイントがあります。
新居の部屋配置確認
- 部屋ごとの配置を確認
引っ越し業者に依頼した場合でも、どの部屋にどの家具や荷物を配置するかを決めておきます。
事前にプランを作っておくと、業者に指示をしやすくなります。 - 家具の組み立て・設置
大型家具やベッドの組み立てを行う必要があれば、業者にお願いしておきましょう。
完成した後、位置を調整しながら最終的な配置を決定します。
必要な設備・サービスの確認
新居に到着後、水道、電気、インターネットなど、基本的な生活設備の確認をしましょう。
引っ越し前に開通日や契約内容を確認しておくと、無駄なトラブルを避けられます。
引っ越し後の作業
引っ越しが終わった後も、まだやることがあります。以下の作業を忘れずに行いましょう。
段ボールの開封
まずは日常生活に必要なものから優先的に開封します。
必要最低限のアイテムを整えたら、生活を始める準備が整います。
住所変更の手続き
引っ越し後は、住所変更が必要です。
運転免許証、銀行口座、郵便局などの住所変更手続きを早めに行いましょう。
ゴミの分別・処理
引っ越し後は、段ボールや梱包材が大量に出るため、早めにゴミの分別と処理を行うと、快適に新居で過ごせます。
まとめ
引っ越し当日は、焦らずに計画的に作業を進めることが重要です。
搬出前の最終チェックから新居での配置確認、最後の手続きまで、順序よく作業をこなしていくことで、引っ越しのストレスを軽減できます。
業者との連携を密にし、トラブルなく作業を完了させましょう。